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ハイブリッドデッキについて

2018/08/09
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ハイブリッドデッキについて

 

ハイブリッドデッキについてハイブリッドデッキについて

 

木材として独特の景観と高い耐久性を持つハードウッド。
しかし、デッキとして使用する場合に、多くの商品が「土台は別の木材を使用」していることが多くあります。
その理由は「材料として値段が高い」「施工するにあたり、堅すぎて造作しづらい」等が挙げられます。

実際に、「床材はハードウッド、大引や束柱等の土台部分にハードウッド以外の木材」を使用したウッドデッキは、床板よりも土台が先に損傷してしまい、結果的に耐久年数が短くなったりする場合もあります。
そして、土台の補修・交換工事は、家の工事と同じようにとても費用がかかる工事になってしまいます。また、すべての材料をハードウッドにすると、耐久性は申し分ないのですが高額なウッドデッキとなってしまいます。

当社では、各エクステリアメーカーで商品化している「木樹脂デッキ(床板は合成樹脂、土台はアルミ材)」の施工も数多く施工しており、その構造に着目しました。
そこで、アルミという耐久性の高く、価格的にも問題のない材料を、ハードウッドデッキの土台として使用しました。
コストも抑えられ、耐久性も高い当社オリジナルの「ハードウッド+アルミ材」のハイブリッドデッキ。あらたなラインナップとしてご提案させてください。

 

 

ハードウッドについて

 

 

ウッドデッキでよく使われている堅い木材。
この木材がどんな木までは分からないという人も多いでしょう。
中には「(固すぎるし)合成樹脂でしょ」と言う人も居ます。

 

正解は「ハードウッド」と呼ばれる、熱帯広葉樹です。
ハードウッドは広葉樹の中でもひときわ硬度が高く、水分を弾き、乾燥しやすいため「絶対に腐らない木」と言われる木材。
優れた耐水性と耐久性から、海岸のみならず住居のウッドデッキにも用いられています。

 

ハードウッドは6種類あります。その中でも輸入のしやすさから用いられているのが、
・ビリアン(通称:ウリン)
・イペ
・セランガンバツ

と呼ばれる3種類のハードウッドです。

ビリアンは耐久性がひときわ強く、反りやくるいがない材木としては使いやすいものとなっています。色合いも明るい褐色をしており、ウッドデッキにぴったりの材木です。

イペは水辺のボードウォークにも使われているように、耐水性と耐久性に秀でています。
ビリアンと動揺反りやくるいの少ない木材であり、公共事業でも頻繁にイペの木材が使われています。

 

そしてセランガンバツはビリアンやイペほど正確ではないものの、安定した輸入状況のためコスト面と入手の容易さで優れています。
わざわざ加工することなく、注文のサイズがすでに揃っているのもセランガンバツのメリットでしょう。

 

扱いにくさはありますが、素晴らしい強度と色あせても不格好にならないハードウッド。
エクステリアに最適な材木と言えます。